埋没法の方法について
安全で安心な埋没法は挙筋法（きょきんほう）。
角膜を傷つける心配がないので、眼科専門医も推薦しています。
古典的な埋没法（瞼板法・けんばんほう）とは？
今でも一部の美容外科クリニックで行われている古典的な手術方法です。
糸を瞼板（けんばん）に通すので、糸が瞼板上に露出します。
このため、手術後から眼にゴミが入ったようなゴロゴロ感があります。
この糸が、後々、角膜を傷つけたり、たいへんなことになる場合があり、危険です。
眼科専門医からは非常に評判の悪い手術です。
また、瞼板法は挙筋法と比較してラインが消えやすい、戻りやすいといわれています。
これは、糸を強く縛るので、皮下の柔らかい組織が切れてしまうからではないかと推測しています。
安心で安全な埋没法（挙筋法・きょきんほう）とは？
埋没法の中でも、糸を瞼板に通さない方法です。
糸が瞼板上に露出しないので、手術後の眼のゴロゴロ感が、ありません。
糸が角膜を傷つけることも、ありません。
これは眼科専門医も推薦している方法です。
皮膚眼瞼挙筋連結法 について
（市田正成先生の著書より抜粋）
この方法は、皮膚と挙筋とを縫合糸で連結縫合する手技である。
代表的な方法として、武藤の方法がある。
この皮膚と眼瞼挙筋とを連結する術式は、二重瞼の解剖学的な状態を縫合糸にて作る点においては理にかなっているのであるが、実際の手術となると、結紮する際の糸の締め具合がもっとも重要なポイントであり、ゆるすぎると重瞼線が早く消失してしまうことになり、またきつすぎると、予定の重瞼より幅の広すぎる非常に不自然な二重瞼になってしまう。
そこで、術中必ず、患者に目を開けさせながら、きつすぎず、ゆるすぎず、ちょうどいい程度の締め方で結紮する必要がある。
したがって、この方法は常に良い結果を得るためにはかなりの熟練を要する。
患者様からのよくある質問
埋没法は何点で固定するのがおすすめですか？
当院では、原則２点止めをおすすめしています。
固定数が多ければいいということはありません。糸は異物ですので、なるべく少なくしたほうが眼にも優しいです。
診察したうえで明らかに埋没法が不向きと思われる患者さまには、最初からミニ切開法アドバンスや全切開法を、お勧めしています。
糸の結び目は裏側のほうが目立たないのではないですか？
当院では結び目は表側（皮膚側）にします。
糸の結び目が裏側（結膜側）にあると、糸が途中で切れたり、眼球とこすれたり、様々なトラブルの原因になります。
糸の結び目は表側（皮膚側）にあっても、しっかりと埋没させれば、ほとんど目立つことはありませんので、ご安心ください。
挙筋法をすると眼瞼下垂になるというウワサを聞きましたが、本当でしょうか？
眼瞼下垂にはなりません。
なるとしたら、おそらく糸を強く縛り過ぎているのではないかと思います。
万一、当院の挙筋法で手術後、眼瞼下垂になりましたら、無料で糸を除去（抜糸）した上で、全額返金いたします。
誰にもわからないような非常に狭い二重にしたいのですが…
残念ですが、挙筋法で非常に狭い二重をつくるのは不可能です。
二重まぶたのラインの下が瞼板に重なると、埋没法は出来ません。瞼板法であれば可能ですが、当院では行っていません。
費用について
片眼１点固定 ４万円（＋税）
片眼２点固定 ６万円（＋税） 当院おすすめ
片眼３点固定 ８万円（＋税）
両眼１点固定 ６万円（＋税）
両眼２点固定 １０万円（＋税） 当院おすすめ
両眼３点固定 １４万円（＋税）
費用は、麻酔代、薬代、その他すべてを含みます。
術後のアフターケアは無料です。
二重のラインは、１年間の保証があります。
(二重のラインが消失した場合、無料で再手術いたします）
