眉下切開について
眉下切開が必要な方は、自分では気づかないうちに「びっくり顔」をしています。
まぶたがたるんで下がっている状態だと、視界を広げるために眉毛を上に挙げて目を見開く「びっくり顔」のクセが自然についてしまっています。
眉下切開の効果は、まぶたのたるみをとるだけではありません。
- 眉毛と目が離れていることを改善
- 額や目尻のシワが改善される場合がある
- 二重の幅を広げたり、奥二重を改善できる
特に額のシワに悩んでいる方の原因がまぶたにあるという場合はよく遭遇します。
この場合、シワへのボツリヌストキシン注射だけではなく、眉下切開も同時に行うことをおすすめしています。
また埋没法やミニ切開法との相性も良く、外国人風の幅の広い二重を作ることができます。
以前は眼瞼下垂のある高齢者向けの手術といわれていた眉下切開ですが、最近は20~30代の若い女性からの人気が高まっています。
まぶたの皮膚のなかでも眉下の部分を切除するため、二重ライン付近を切除する全切開法と比べてダウンタイムが短く腫れにくいです。
眉毛の下線に沿って切開するので傷跡が目立たず、薄くなるまでの間はアイブロウライナーで簡単に隠すことができます。
眉下切開は、いい意味で変化が分かりづらく、表情をもともとの自然な状態に戻す手術といえます。
ご興味のある方は、お気軽に当院へお問い合わせください。
手術の方法について
手順
- 患者様と話し合い、デザインを決定(上下の切開線の長さを揃えたほうがキレイに縫合できます)
- 細い針で局所麻酔薬を注射
- 十分な効果がでるまで、3~5分間待つ
- 眉毛の下の皮膚を横に40~50ミリほど斜め切開(毛根を残して眉毛の消失を防ぎます)
- 眉毛の下の皮膚を縦に5~15ミリほどメスで切除(侵襲を少なくするため、深部の眼輪筋や眼窩脂肪は切除しないようにしています)
- バイポーラという機械を使用して丁寧に止血します
- PDSⅡという高品質な吸収糸で真皮縫合(中縫い)します
- 極細のナイロン糸で表面を連続縫合して終了です(皮膚の段差が出ないように糸はゆるくしばります)
手術時間
両側:約1時間
ダウンタイム
抜糸は1週間後になります(抜糸まで通院は不要です)。
抜糸まで長時間の入浴や激しい運動は避けていただきます。
洗顔とシャワーは翌日から可能です。
注意点
眉毛と二重ラインがもともと非常に近い場合は、きつい印象になってしまうのでおすすめできません。
また術後にまぶたの左右差や不自然さがみられることがありますが、デザインを事前に患者様とよく話し合うことで避けることができます。
眉下切開の症例写真
眉下切開の症例写真①
眉毛を上げて額にシワをよせるクセがありました。
料金とリスク、副作用、合併症について
料金:20万円(+税)
リスク・副作用・合併症:抗生剤や痛みどめのアレルギー症状、感染、傷の離開、縫合糸の露出、肥厚性瘢痕、ケロイド。
眉下切開の症例写真②
視界を広くするために、眉毛を上げるクセがありました。
料金とリスク、副作用、合併症について
料金:20万円(+税)
リスク・副作用・合併症:抗生剤や痛みどめのアレルギー症状、感染、傷の離開、縫合糸の露出、肥厚性瘢痕、ケロイド。
費用について
両側:20万円(+税)
片側:10万円(+税)