根性焼き跡の除去

根性焼きとは

火のついた煙草(たばこ・タバコ)を皮膚に押し当てることで、身体にできてしまった火傷跡(やけどあと)のことです。

元々は自らに行うことで我慢強さ(=根性)を誇示する意味をもつ行為ですが、近年はいじめや虐待によって望まずして行われる例もあります。

根性焼きを消すには

根性焼きの本質は火傷の瘢痕なので、残念ですが、あとかたもなく消す方法はありません。

フラクショナルレーザーを照射してめだたなくする治療もありますが、効果が十分でない症例も多いようです。

当院では、丸い根性焼きを切除して一本線の傷痕に変換する治療を行っています。

このような方におすすめです

  • すぐに「根性焼き」という見た目を改善したい
  • 時間や費用が限られている
  • フラクショナルレーザーを照射したが、効果が十分でない

治療経過イメージ

根性焼き1個

  • 術前

根性焼き跡を紡錘形に切除して縫合します。

根性焼きの直径が1センチの場合、傷跡は3~4センチとなります。

傷跡は最終的に白い線になり、目立ちにくくなります。

直線状にならんだ複数の根性焼き

  • 術前

複数の根性焼きを、まとめて切除して縫合します。

根性焼きが1個の場合に比べて、傷跡の線は長くなります。

傷跡は最終的に白い線になり、目立ちにくくなります。

広い範囲にある多数の根性焼きを切除

  • 術前

広い範囲にある多数の根性焼きは、複数回に分けて分割切除を行います。

最初に、複数の根性焼きを出来るだけ切除して縫合します。

この時点ではまだ跡が残っている状態になります。

皮膚が伸びてきたら、残りの根性焼きを再び切除して縫合します。

傷跡は最終的に白い線になり、目立ちにくくなります。

範囲が広すぎる場合は切除が難しい場合があります。

メールに写真を添付してお問い合わせください。

治療内容

最初に鎮痛薬、抗生物質、止血薬を内服していただきます。

皮膚を消毒し、 切除範囲を極細のペンでデザインします。

極細の針で局所麻酔薬を注射します。

バイポーラという機械でていねいに止血しながら、メスとハサミで皮膚を切除します。

切除後は、皮膚の深部で傷を縫合(真皮縫合)します。

傷の表面にはテープを貼り、ガーゼと包帯を巻きます。

治療時間

1個の場合、20~30分ほどかかります。

治療後の注意点

抜糸 なし
通院 なし
シャワー 当日から可能
入浴 1週間後から可能
運動 1週間後から可能

シャワーでは、手術した場所を濡らさないようにしてください。

原則として通院は不要ですが、ご心配なことがあればいつでも診察いたします。

治療に関わる主なリスク・副作用

  • 処方薬に対してのアレルギー症状
  • 感染
  • 傷の離開
  • 縫合糸の露出
  • 肥厚性瘢痕
  • ケロイド

症例写真

前腕に並んだ根性焼きをまとめて切除した症例①

治療内容 根性焼き切除(5個)
費用 15万円(+税)
リスク・副作用 上記
手術前(2018年9月)
手術直後(2018年9月)

前腕に並んだ根性焼きをまとめて切除した症例②

治療内容 根性焼き切除(6個)
費用 18万円(+税)
リスク・副作用 上記

手術前(2010年1月)
術後1年10か月後(2011年11月)

前腕に並んだ根性焼きをまとめて切除した症例③

治療内容 根性焼き切除(3個)
費用 9万円(+税)
リスク・副作用 上記
手術前(2009年8月)
術後8年(2017年11月)

費用について

根性焼き跡の除去

1個あたり 3万円(+税)
広範囲の場合 メール相談にてお見積り

 

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