根性焼き跡の除去

根性焼き跡を皮膚切除によって完全に除去

このような方におすすめです

  • すぐに「根性焼き跡」という見た目を改善したい
  • 時間や費用が限られている
  • レーザー治療をしたが消えずに残ってしまった

施術について

根性焼きとは、火のついた煙草(たばこ・タバコ)を皮膚に押し当てることで、身体にできてしまった火傷跡(やけどあと)のことです。

元々は自らに行うことで我慢強さ(=根性)を誇示する意味をもつ行為ですが、近年はいじめや虐待によって望まずして行われる例もあります。

根性焼きの本質は火傷の瘢痕なので、残念ですが、あとかたもなく消す方法はありません。 フラクショナルレーザーを照射して目立たせなくする治療もありますが、効果が十分でない症例も多いようです。

当院では、根性焼き跡を皮膚切除によって一本線の傷痕に変換する治療を行っています。傷跡は最終的に白い線になり、目立ちにくくなります。

施術方法

  1. 最初に鎮痛薬、抗生物質、止血薬を内服していただきます。
  2. 皮膚を消毒し、 切除範囲を極細のペンでデザインします。
  3. 極細の針で局所麻酔薬を注射します。
  4. バイポーラという機械でていねいに止血しながら、メスとハサミで皮膚を切除します。
  5. 切除後は、皮膚の深部で傷を縫合(真皮縫合)します。
  6. 傷の表面にはテープを貼り、ガーゼと包帯を巻きます。

※広い範囲に多数の根性焼きがある場合は複数回に分けて分割切除を行います。

施術時間

1個の場合、20~30分ほどかかります。

施術後の注意点

抜糸 なし
通院 原則不要
※ご心配なことがあればいつでも診察いたします。
シャワー 患部を避けて当日から可能
入浴 1週間後から可能
運動 1週間後から可能

施術に関わる主なリスク・副作用

  • 処方薬に対してのアレルギー症状
  • 感染
  • 傷の離開
  • 縫合糸の露出
  • 肥厚性瘢痕
  • ケロイド

症例写真

①前腕に並んだ根性焼きをまとめて切除した症例

手術前(2018年9月)

手術直後(2018年9月)

治療内容 根性焼き切除(5個)
費用 165000円(税込)
リスク・副作用 上記
  ②前腕に並んだ根性焼きをまとめて切除した症例

手術前(2010年1月)

術後1年10か月後(2011年11月)

治療内容 根性焼き切除(6個)
費用 198000円(税込)
リスク・副作用 上記
  ③前腕に並んだ根性焼きをまとめて切除した症例

手術前(2009年8月)

術後8年(2017年11月)
治療内容 根性焼き切除(3個)
費用 99000円(税込)
リスク・副作用 上記

料金

1個
33000円(税込)
複数個
メール相談にてお見積り

お身体

  1. タトゥー(刺青)の除去

  2. リストカット跡の除去

  3. 根性焼き跡の除去