
根性焼きとは、火のついた煙草(たばこ・タバコ)を皮膚に押し当てることで、身体にできてしまった火傷跡(やけどあと)のことです。
元々は自らに行うことで我慢強さ(=根性)を誇示する意味をもつ行為ですが、近年はいじめや虐待によって望まずして行われる例もあります。
根性焼きの本質は火傷の瘢痕なので、残念ですが、あとかたもなく消す方法はありません。 フラクショナルレーザーを照射して目立たせなくする治療もありますが、効果が十分でない症例も多いようです。
当院では、根性焼き跡を皮膚切除によって一本線の傷痕に変換する治療を行っています。傷跡は最終的に白い線になり、目立ちにくくなります。



