ピアス穴を開ける
日本では、おしゃれ・ファッション感覚でピアスを開けたいという方が多いです。
場所は耳たぶが一般的ですが、近年はへそだけでなく、軟骨(耳の縁)やトラガス(耳の前)を選ぶ方もいます。
ピアス穴は、ご自分で開けるか、病院で医師に開けてもらうことができます。
ご自分で行う場合は、市販のピアッサーやニードルを使って穴を開けます。
しかし安価で手軽な反面、感染やアレルギーなどがおこってしまったときのトラブルに対処するのが難しくなります。
病院で開ける場合は、医療用のピアッサーや針を使用して、衛生的に穴を開けます。
開けた後のトラブルに対するアフターケアにも、もちろん対応しております。
当院は、ピアス穴を医療機関で安全に開けることをおすすめしています。
ピアス(耳たぶ)
医療用ピアッサー Medisystem
当院では、耳たぶ用のピアス穴あけシステムとして「メディシステム穿孔器」を使用しています。
アメリカで開発され、日本では1978年に医療許可を受けて以来、長年にわたって普及してきた医療用ピアッサーの定番です。
滅菌された専用のピアスをパックから取り出して耳たぶに装着するまで、手に触れることがないため、衛生的に処置できます。
また瞬間的にピアスを耳たぶにセットするので、患者さんにほとんど痛みを感じさせず、局所麻酔も不要です。
手順
まず、専用のファーストピアスを患者様に選んでいただきます。
耳たぶを消毒し、穴の位置を患者様に決めていただきます。
機械にピアスをセットし、穴の位置に合わせます。
機械の引き金を引くと、耳たぶにピアスと留め具が装着されます。
アフターケア
穴を開けた後は、消毒はしないで結構です。
穴が完全に出来上がるのは1カ月が目安です。
シャワーや入浴は当日から可能です。
穴が出来上がるまでは、プールはなるべくご遠慮ください。
トラブル
金属アレルギー
ピアスの金属に対するアレルギー反応です。
穴を開けてから3日前後で、赤くなったりかぶれたりする症状がみられます。
過去にアレルギー症状が出たことのある方、アレルギーが心配な方は、チタン製のファーストピアスをご選択ください。
感染
傷に細菌が入ることで、赤く腫れたり、膿が出たりします。
特に夏場は、汗をかくうえに気温が高いため、雑菌が繁殖しやすい季節になります。
違和感を感じたら、悪化する前に、すぐにご連絡ください。
当院でご用意しているピアス
当院では、専用のファーストピアスを、2種類ご用意しております。
軸の太さ・長さや、ヘッドの大きさは安全面を考慮したものになっています。
素材 | チタン |
カラー | ゴールド |
デザイン | ボールタイプ |
ピアス(軸)の太さ | 16G(1.2mm) |
ピアス(軸)の長さ | 6.5mm |
ヘッド径 | 4.0mm |
チタンコーティング(ダイヤモンド)
素材 | チタン |
カラー | ゴールド |
デザイン | 覆輪タイプ(ダイヤ) |
ピアス(軸)の太さ | 16G(1.2mm) |
ピアス(軸)の長さ | 6.5mm |
ヘッド径 | 4.0mm |
トラガス・軟骨ピアス
へそピアス
費用について
ピアス(両耳、ファーストピアス付き)
チタンコーティング | 5000円(+税) |
トラガスピアス、軟骨ピアス
チタンコーティング | 5000円(+税)+ 局所麻酔代5000円(+税) |
へそピアス(ピアスはご自身でご用意ください)
へそピアス | 5000円(+税) 局所麻酔代を含む |